京都食べ物記①そうげんカフェ
こんにちは。風切羽です。
今日は京都造形芸術大学近くのカフェ、そうげんカフェにて期間限定のパフェを食べて参りました。
雨の降る中、徒歩で到着しました。
ちなみにここから白川通を少し北へ歩いて行くと、そうげんカフェのアンティークショップがあります。「僕は明日、昨日の君とデートする」のロケ地となったのはアンティークショップの方です。
緑の配置がいいですね。
外にメニューがたくさん出ていて入りやすいかと思いきや、ドアが全面木製なためここがドアで合っているのかと一瞬ためらいました。しかし普通に押したら普通に開いて普通に入ることが出来ました。
平日のラストオーダーは16:30で、私は16時頃に来店したので店内にあまりお客さんはいませんでした。
ご飯ものを食べているお客さんを横目に、パフェを注文。ご飯ものも美味しそうだ……。
ちなみにお冷を瓶に入れて持ってきてくれるのは、カフェで大量にお冷を飲むため毎回店員さんに申し訳なくなる私にとって非常にありがたいです。
頼んでからわりとすぐに到着。夏の期間限定パフェ、ほうじ茶とレモンのパフェです。
税抜き880円、税込950円です。
Instagramによると八月末までらしいのでご注意を。
パフェの構成ですが、トップにドライレモンとハリネズミクッキーとレモンカードとクリームで、その下にほうじ茶とレモンのシャーベットと、バニラアイスクリームがあります。その周りにほうじ茶シフォンケーキとほうじ茶プリンとジンジャーゼリーがあり、下には岩塩クランブルが敷き詰められています。
かなり凝ってますね。まずほうじ茶とレモンという組み合わせを考えついた方に賞賛を贈りたいです。見た目も非常に可愛らしいです。
味の感想ですが、まずハリネズミクッキーが美味しいです。バターの風味を感じます。この子にクリームを乗せて食べ終え、次の層へ。
シャーベットも美味しいですね。ほうじ茶の香ばしさを感じます。プリンとシャーベットの口当たりの違いを楽しめます。シャーベットでひんやりしたシフォンケーキも良いです。ジンジャーゼリーは不思議な感触でしたが、夏らしくて素敵。
この層を食べつつ、頃合いを見て下の岩塩クランブルを混ぜ込んでいきます。ここにコーンフレークを敷くパフェは個人的にあまり好みではありませんが、この岩塩クランブルは非常に美味しいです。塩がかなり効いていて全体を引き締めてくれます。食感もザクザクしていてアクセントとして良いです。これをアイスクリームだのプリンだのとごっちゃにして渾然一体となったところを食べると、岩塩の存在感が甘味を引き立てて最高でした。
私はどんなパフェを食べるときでも、最後のいろいろな要素が渾然一体となったところがパフェの醍醐味であると思っています。
一つ一つの要素がいかに美味しくても、一つ一つ食べているうちはそれは一つ一つのスイーツの域を出ません。パフェとして提供されている以上、それらは調和して新たな美味しさを想像出来るはず。
最近思うのですが、一般的なパフェグラスの上が広がって下がすぼんでいる形状も、おそらく最後の渾然一体となった部分をより楽しめるようにと設計されているのではないでしょうか。
そう、私はパフェには少しこだわりを持っているのです。
ほうじ茶とレモンのパフェ、美味しかったです。
居心地のいい空間でしたのでまた行きたいと思いました。
ごちそうさまでした。